日医・長島氏、リフィル推進でも「医師の判断が阻害されるようなことはない」
日本医師会常任理事の長島公之氏は、「リフィル処方箋・長期処方について」の議論の中で、「まず議論の大前提として 処方権は医師のみにありますので、当然ながらどのような処方にするのかは医師の判断により、医師は患者さんのその時々の症状や経過観察の必要性、服用管理を踏まえながら、長期処方が可能かどうかも含めて検討致します。従いまして論点にあるような、さらなるリフィル処方箋の導入・活用を推進する観点のもとであっても、医師の判断が阻害されるようなことはないはずで、この点に十分注意していただく必要があります」と述べた。
加えて、リフィル処方箋と通常の処方の場合との、医療機関や薬局での患者の支払額の違いという論点も示した。