日本保険薬局協会が開いた定例会見の中で、記者から会員企業であるアインファーマシーズの敷地内薬局の契約をめぐって公契約関係競売入札妨害の罪に問われた裁判で、最高裁は元取締役に対しては有罪の判決を出したことを受け、協会としての受け止めや処分の考えを問われると、藤井江美会長は改めての処分は「考えていない」との考えを示した。
藤井会長はこの問題に関して、「判決が(一部)確定したということで、厳粛に受け止めている」と述べた。その上で「当該企業においては、判決の趣旨を踏まえて、コンプライアンスの強化に取り組むと表明されている」「協会としても、その取り組みを周知していきたい」との考えを表明。
協会としての処分に関しては、「(事件発生)当時、協会の常任理事から理事となった経緯がある。その後から現在に至るまで当該社が再発防止に努めているということは、これまでの取り組みからも見てとれる」とし、「我々としては、当時、すでにああいった形で終わっているというふうに考えている。我々としては、新たに処分というのは考えてはいない。引き続き法令遵守と再発防止、こちらを協会としてもみていくということが大事だなと感じている」(藤井会長)とした。