2026年9月に青森県で「市販薬オーバードーズの実態把握および学校・販売現場・地域連携によるゲートキーパー実践」をテーマに研修を実施した。
講義内容は以下の通り。
1.救急搬送現場の現状(消防本部等による現場報告)
2. 学校現場における児童生徒の背景と支援(教育機関等による生徒の心理的背景の解説)
3.改正薬機法と薬局・学校での教育・ゲートキーパー実践(学校薬剤師会等による実践的対応手法)
講義は単一の職種にとどまらず、地域の多機関が連携したプログラムを構築しているとした。
また、各地域支部でも、研修の実施を拡大している。
主な今後の各地開催予定は以下の通り。
■宮城県:薬剤師・登録販売者向け研修としてオンライン開催 3回実施済・4回目実施予定
(講師)国立精神・神経医療研究センター島根卓先生
■静岡県:薬物乱用防止県民大会として会場開催 2回実施済、3回目11月21日開催予定
(講師)国立精神・神経医療研究センター根卓也先生
■青森県:薬剤師・登録販売者向け研修として会場開催 1回実施済
(講師)青森県学校藥劑師会、青森県医師会、養護教諭
■三重県:薬物乱用防止運動三重大会として会場開催 11月22日に初めて開催予定
(講師)国立精神・神経医療研究センター根卓也先生
協会では全国の地域支部において順次開催・拡大を進めているとし、「店頭での寄り添う対話と行政・学校・医療等との地域連携により包括的支援網を構築し、孤立する子どもを守る地域インフラとしてチェーンドラッグストアの地域貢献を高めたい」としている。
実施の背景としては、各地域支部が行政や薬剤師会、教育機関等と連携し、青少年の市販薬乱用の実態や背景にある心理的課題への理解を深めるとともに、2026年改正薬機法を踏まえた学校・店舗での実践的な対応手法を習得し、問題の根本解決へ繋げることを目的としているとした。
【ドラッグストア協会】市販薬オーバードーズ対策研修実施/青森県学校薬剤師会も講師
【2026.10.06配信】日本チェーンドラッグストア協会は10月6日に定例会見を開き、「市販薬オーバードーズ対策とゲートキーパー支援研修」を開催していることを報告した。
関連する投稿
【独自_3団体トップ鼎談②】在宅への評価、「われわれが目指す地域医療機能の強化と完全に一致」/日本チェーンドラッグストア協会
【2026.09.16配信】日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は、令和8年度調剤報酬改定において「300店ルールの撤廃」や「基本料3-ハの2点加点」、「在宅機能評価」などについて評価する考えを示した。本紙が実施した日本薬剤師会、日本保険薬局協会とのトップ鼎談で、塚本厚志会長が見解を示したもの。今後、経営効率化や規模拡大は「ドラッグストアチェーンが今まで重ねてきた企業努力の結果、成果である」ことを訴え、1つ1つの薬局の質や機能での評価を求める。
【ドラッグストア協会】ドラッグストアの調剤規模9.1%増の1兆6586億円に/実態調査公表
【2026.09.01配信】日本チェーンドラッグストア協会は9月1日に定例会見を開き、「2025年度JACDS 実態調査結果」を公表。ドラッグストアの調剤規模については前年比9.1%増の1兆6586億円となった。
【松本清雄氏】ドラッグストア協会・次世代部会の展望にコメント
【2026.06.15配信】日本チェーンドラッグストア協会は6月15日、総会後の会見を開いた。この中で松本清雄氏(マツキヨココカラ&カンパニー代表取締役社長)が協会の次世代部会についてコメントした。
【チェーンドラッグストア協会】“門前減算”、「2年後に撤廃も検討」と受け止めている
【2026.03.25配信】日本チェーンドラッグストア協会は3月25日に定例会見を開いた。この中で副会長の横山英昭氏(コスモス薬品代表取締役社長)は、協会と厚労省との調剤報酬改定に関する話し合いの進捗についてコメントした。
【チェーンドラッグストア協会】デジタル通貨の研究分科会設置/決済手数料の逓減目指す
【2026.03.25配信】日本チェーンドラッグストア協会は3月25日に定例会見を開いた。この中でデジタル通貨の研究、検討を行う分科会を設置すると説明した。決済手数料の逓減を目指す。
最新の投稿
【ドラッグストア協会】市販薬オーバードーズ対策研修実施/青森県学校薬剤師会も講師
【2026.10.06配信】日本チェーンドラッグストア協会は10月6日に定例会見を開き、「市販薬オーバードーズ対策とゲートキーパー支援研修」を開催していることを報告した。
【2026.10.06配信】厚生労働省は10月6日、「日本薬局方外生薬規格 2026(案)」についてパブコメを開始した。センナエキスなどを新規収載するほか、既収載の18 品目について確認試験等を改正する内容。
【通販の日本直販】薬局事業に参入/「暮らしと健康を支える総合サービス」へ
【2026.10.05配信】通販事業を展開する日本直販株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:水谷 彰孝氏)は10月1日、薬局事業へ参入し、2026年10月1日に東京都品川区に第一号店となる「日本直販薬局」を開局したと公表した。これまでの総合通販から「エンタメ、グローバル、DX」を軸とした“総合サービス(WEB3.0)”企業へ進化する取り組みの一環としている。
【日薬】ロキソニンのリスク区分変更「妥当とは考えられない」/パブコメに意見提出
【2026.10.01配信】日本薬剤師会はロキソニン(一般名:ロキソプロフェン)のリスク区分を指定第二類医薬品へ変更する案に対して「妥当とは考えられない」との意見を提出した。1日の定例会見で明かにした。
【スギ薬局】トライアルとリテールメディアを研究する組織立ち上げ
【2026.09.30配信】スギホールディングス株式会社(本社:愛知県大府市、代表取締役社長:杉浦 克典氏)の事業会社である株式会社スギ薬局は、株式会社トライアルホールディングス(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:永田 洋幸氏)とともに、小売企業横断のリテールメディアネットワークの構築研究する「TOKYO Retail Media Federation(東京リテールメディア研究会)」を発足した。